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  平成18年度経営計画

 

平成18年度経営計画
1.業務環境
(1) 熊本県の景気動向
熊本県内経済の動きをみると、生産活動は、大手半導体関連メーカー、自動車・二輪車関連メーカーを中心にけん引役となって全体を押し上げ緩やかではあるが上昇傾向をたどっており、それに伴い、製造業を主として民間設備投資も回復基調にあります。
一方、公共投資は、九州新幹線関連の工事が底支えしていますが、熊本県の平成17年度公共工事関連予算は前年度に続き減額となっており、建設業においては、依然として厳しい状況が続いています。
このように、県内経済は、業種などにばらつきはあるものの総じて回復傾向にあります。
(2) 中小企業を取り巻く環境
熊本県内企業の景況感を法人企業の景気予測調査(平成17年10〜12月期九州財務局調査)でみると、景況判断は、全体としては景気上昇と回答した企業が多く、改善の動きが見られるものの、事業規模別の経常損益判断(平成17年度)では、大企業・中堅企業が増益と見込むのに対し、中小企業は減益を見込んでおり、大企業・中堅企業に比べ業績回復が遅れていることを現しています。
金融情勢をみると、県内主力2行の平成17年12月期の県内貸出金は前年同期に比較して6.7%増加、中小企業向け貸出も1.7%増加となっており、景気回復の流れを受け資金需要は徐々に増加傾向にあるといえます。
2.業務運営方針
当協会は、平成18年4月から実施される保証料率弾力化の導入や不動産担保・保証人に依存しない保証の実施、さらに平成18年度下期以降に実施が予定されている責任共有制度の導入など信用補完制度が大きく変化する中で、これらの見直しを着実に実施できるよう努めます。
また、経営支援及び事業再生に向けた取組みを本格化させるため、「経営支援室」及び「事業再生支援室」を設置し、支援体制の充実をはかります。さらに、中小企業者の皆さまの声に耳をかたむけて、それを反映させ業務運営につなげるCS(顧客満足度)向上に向けた取組みも行います。
(1) 「新しい保証」への取組み
不動産担保・保証人に依存しない保証、売掛債権担保融資保証や特定社債保証など資金調達の多様化に対した保証を推進し、中小企業の皆さまのニーズにマッチした利便性の高い保証制度の創設等を検討します。
(2) 信用補完制度改革の周知活動
平成18年4月から実施の保証料率の弾力化や保証人要件の緩和に対する利点等について充分なPR活動を行うともに、金融機関、関係機関の皆さまと連携し、平成18年度下期以降実施予定の責任共有制度についてもスムーズに実施するための導入体制を整えます。
(3) 顔の見える協会への対応と広報活動の充実
企業訪問を増やし中小企業の皆さまの声を直接お聞ききする機会を増やすとともに、多くの中小企業の皆さまが参加できる移動金融相談会を実施します。
保証制度案内のDMや新聞、機関誌を活用して広報活動の充実をはかります。
(4) 経営支援への取組み
金融相談、経営管理アドバイスなど中小企業の皆さまがお気軽に相談できる経営支援室を設置します。
経営支援室では、有限責任中間法人CRD協会の企業診断システムや再生サポートシステムを導入し、現状分析や将来予測などきめ細かな経営支援を行います。
(5) 事業再生支援への取組み
事業再生支援室を設置し、再生可能な企業について実態に応じた手法により、再生支援へ積極的に対応していきます。また、中小企業再生支援協議会や金融機関の企業支援グループと連携を強化し、これまで以上の支援体制のネットワークを構築し、より多くの再生案件に取り組んでいきます。
(6) 運営規律強化への取組み
中期事業計画及び年度経営計画を公表するほか、評価のための外部評価委員会を設置するなどコ−ポレ−トガバナンスの態勢を整備します。中小企業者の皆さまをはじめ関係機関の皆さまも含めたアンケート調査、ホームページによる要望・意見の収集など、CS(顧客満足度)向上に向けた取組みも行います。
(7) 人材開発の強化
全国信用保証協会連合会における階層別研修・課題別研修等に積極的に参加するとともに、各部署における専門知識の習得のための研修やコンプライアンス研修なども実施し、職員のスキルアップをはかります。また、中小企業診断士の資格取得へ向けた支援体制を整備し、専門性の高い経営支援業務のできる職員の養成に努めます。
(8) コンプライアンス態勢の充実
平成18年度コンプライアンス・プログラムを着実に実施していくほか、個人情報保護法に係るマニュアルの作成や管理状況の点検など個人情報の管理態勢を強化します。
3.保証承諾等の見通し
平成18年度の保証承諾等の主要業務数値(見通し)は、以下のとおりです。

 項  目

  金   額

前年度計画比

保証承諾

1,300億円

83.7%

保証債務残高

2,761億円

90.5%

代位弁済

58億円

99.5%

回収

26億円

93.9%

 
 
 
 
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